fc2ブログ

プロフィール

PTあまてぃ

Author:PTあまてぃ
埼玉県狭山市在住の理学療法士11年目。

ヨガ,古武術,ロルフィング等も勉強しています。
日々の臨床で感じたことや、考え方などを書き綴っていけたらなと思います。

2008年理学療法士取得
2012年ボバースベーシックコース卒業
2014年骨盤底筋エクササイズ「Pfilates™」インストラクター取得

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

カウンター

インフルエンザと共に過ごして

インフルエンザの熱が下がり、かなり楽に過ごせるようになりました。
ここ数日で気付いたことや疑問点がたくさんあり、辛いことは辛かったですが、とても有意義なインフルエンザ生活でした。

そんな中で2つばかり、身体についてのこと。

①腸をどう休めるか問題
人間の免疫細胞の約7割が腸にあるって言われてます。
身体の中のウイルス退治でさえ大忙しなのに、食べ物から入ってくる菌なんかに構っている暇がないわけですので、出来るだけ腸を休めたい。
食事は最低限にするのはもちろんなのですが、それとは別に腸自体の動きを積極的に促すべきなのか、それともあまり動かないように静観するべきなのか。
お腹に手を当て、腸に耳を傾けてみましたが、何度試しても「放っておいて欲しい」ような感じだったので、あえて静観することにしました。
ただ、本当にこれで良かったのかどうなのかはわからないので、何かの機会で色んな人に聞いてみようと思ってます。

②目を使うのは良くないが
なるべくスマホは開かず、寝ていたのですが、せめて音楽でも聴こうかなぁ、と思い『あいみょん』をかけたのですが。。。
どうしても頭の中で映像が浮かんできてしまう。
映像が浮かぶってことは、視覚の脳を使っているってことなので、せっかく目を休めてるのに勿体ない、ということで、音楽はやめました。
ただ、熱が下がって身体が少し楽になったら音楽も良いですね。

とにかく、僕の身体お疲れさま!
ウイルスと戦ってくれてありがとう!!
スポンサーサイト



ゆっくり走り

先日、古武術の稽古だったのですが、先生に「最近マラソンやるための体力作りとして歩いている」とお話したところ、
「マラソンのためにやるなら、歩くのよりもっと遅いスピードで走ってみなさい」
とアドバイスをもらいました。

で、実際にやってみて、ナルホド!と納得しました。
以下、僕が感じたチョーゆっくりランニングのメリット
①足趾含めて足の裏の感覚が拾いやすい
②ムダに力んでいる箇所が明確になって、ケガの防止が出来る
③上下の運動に対してのクッションする感覚が明確になる

①と②は何となく想像できたけど!特に③のクッションの感じがビックリした。
20分のチョーゆっくりランニング後に普通に歩くと、まるで動く歩道に乗っているかのような、全く上下の動きがない、本当にスーーーっと歩ける感覚!

普通に走ってしまうと、前後方向への感覚ばかりに意識が向いてしまい、上下のクッションの感覚が拾いきれなくなるんだと思う。
前方向に向かうことと、上下のクッションは別々に分けて練習した方が良さそうだ。

意識の広がりと目と姿勢の方向性

先日、藤本靖先生のモティリティーワーク勉強会。
大腰筋と下肢の繋がりを中心にワークを行った帰り道。
ふと、意識の広がりを感じました。
と同時に、目の使い方の違いに気付きました。

意識の広がりとは、今まで中心視野ばかりで見ていたことに気付き、周辺視野で見られるようになったこと。
そうすることで目の使い方が変わることに気付いた。
そして目から誘導されるように、姿勢の方向性が感じられ、その方向に体を委ねると理想的な姿勢に近づくところまで実感した。

実はちょっと前からメガネをなるべく外す実験をやってるんです。
メガネを外すとなんとなく良いってことは感じられていて、それまでも施術中はほぼ外しておりました。
で、先日の気付きで確信に変わりました。
目の使い方、特に周辺視野の使い方が大切だって。

でもメガネがないと困るときが多々あるんで、メガネの調整ちゃんとしないとなとも思ってます。
身体全身への影響も考えてくれるメガネ職人さんとかっていないでしょうかね?

椅子

僕のリハビリの師匠である杉本先生とイノアックで共同開発した車椅子クッション、スイモ。
僕のボディーワークの師匠、ロルファー藤本靖先生の身体理論に基づいて椅子職人が作ったという椅子、シリオ3。

一方は片麻痺の方が姿勢を崩さずに食事が出来るように。また、立ち上がりやすくするために。
もう一方は健常人が姿勢が固まったり、疲れたりしないで座れるように。
どちらにも言えることは、休むために座るのではなく、動くために座るという事を考えて作られた物と言うこと。
また、両方とも骨盤と大腿後面にサポートがある形状。
頭だけではなく、感覚でも身体のことを知っている方が作ったクッションと椅子が、どことなく共通点が多いのは偶然じゃなく、必然だと思います。

僕はスイモには座ったことがあるのですが、骨盤が起きやすく、脊柱が自然と伸びる感じで、楽に座っていられ、安心感がある。
それでいて僕の場合、腰が非常に楽でした。
シリオ3は座ったことないのですが、何となくこれに近い感じになるんじゃないかな?と想像しています。

スイモはまだ発売してないけど、近々発売予定で材質により20000円~40000円。(後々介護保険適応になるとかならないとか)
シリオ3は50000円前後。(セミオーダー)
むむむ、高い。。。
けど欲しい。

ゲーム脳 視覚に頼りすぎた生活

僕は37にもなって、未だにゲームにハマってます。
少し前まではドラクエⅩ、今はスプラトゥーン。
以前は、休み日で10時間は当たり前、仕事がある日でも6時間くらいやってしまっていた時がありました。

人間が感じている感覚の83%が視覚らしいです。
残りは聴覚が11%、嗅覚が3%、触覚が2%、味覚が1%。
その場面場面において当然変化するのですが、平均するとこの位ってことなんですかね?
ゲームというのは、バーチャルな世界で、ほとんどが視覚であとは聴覚のみの世界。
この世界にいると、感覚を知覚するバランスが崩れてしまうんですね。
また、感覚を司る部位以外の脳もゲームの世界に染まってしまうんじゃないかと思います。
自分の場合は、ゲーム中に話しかけられても気付かない、もしくは気付いても返事が出来ないなんてことに陥ります。
普通に考えたら、ゲームよりも優先することなのに、その判断が出来なくなる。
また、感情のコントロールが出来ずに怒りっぽくなったりもします。

さらに翌日の仕事にも支障が出ます。
具体的にはクライアントさんの身体の反応に気付きにくくなったり、ゲームの映像や音楽が頭の中に浮かび続けたり、眠くなったり。。。
そんなんで治療が上手く行く訳ありませんよね。
だって、ただでさえ2%しかない触覚がさらに少なくなり、普段の触覚の情報に加え、ゲームの映像の処理もし、ゲームの音楽の処理もし、脳のキャパがパンパンですよ。
それで、クライアントさんの身体の感覚を拾うなんて、ムリムリ。

ゲームは良くない!と思いつつ、スプラトゥーンのウデマエをS+に上げるべく、S50近辺をさまよっている僕はコントローラーを握るのでした。
めでたしめでたし。

| ホーム |


 ホーム  » 次のページ